Life in Cartoon Motion

より良い人生を目指す大人女子のブログ

日本人はワーカホリック(”会社は家です”って言ってる人がいるそうだ)

会社は家です!!この意味わかりますか?

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”会社は家です!!”って言っちゃてる人がいるんですねえ。きっとこの人は自分の仕事が好きで好きで仕方がないのでしょうね。残業も喜々としてやって休日も会社へ行っちゃうんでしょうね。結構なことです。社蓄を喜んでやっているんですから、頑張って会社のため、自分の喜ぶ仕事を一生懸命にやればいいのです。ただ問題なのは、そこの会社自体がそういう風潮になっているかどうか?ということですよね。その人が仕事を自分の人生そのもののように思っていても、他の人がそうとは限りませんから。そういう風潮の会社で働くのであれば”会社大好き”じゃないとツライですよね。

 私の場合

私の場合、過去の話ですが英語の講師をしていたときはすごくやりがいを感じていたし、”会社は家”とまではいかないまでも、授業が終わった後もその日の進捗を確認したり、次のレッスンプラン等を作ったりして楽しんで2時間ほどは教室に残ってました。私にとって授業は、生徒と共に楽しく勉強を進めていく自分のパフォーマンスだと感じていました。授業中は神経も使うけれど、とても充実していました。

ですので、”会社大好き!!”って言っちゃう人の気持ちもわからなくはないです。社蓄だろうが社長だろうが仕事に満足感を感じるのであればそれはそれで良いと思います

 会社勤めのストレスから解放

私がOLをやっていた時は、仕事はもちろん、満員の通勤電車や社内の人間関係で消耗しきっていました。朝は始業時間よりも1時間ほど早く職場に行き、夜は10時まで残業なんて普通。職場の課長はパワハラしまくりだし、40代の女ボスとその子分は6時過ぎに課長が帰宅すると、すぐにネールをしに行ったりマッサージに行ったり夕飯を食べに行ったり。帰ってくると、欠席裁判が始まる。最悪でした。慶応卒だったか早稲田卒だったかの男も一緒になってやってましたね。学歴と人格は比例するとは限らないですね。

そんなところはサッサと見切りをつけました。そこで消耗するのなら、まだ無職の方がマシ。とはいえ、税金の催促はきますから収入は必要。なので近所の工場で簡単な仕事をさせてもらっています。自動車の部品のバリ取りです。最終的にトヨタ自動車に収めるものなので”トヨタさんは良い友達、でも厳しい友達”というのを肌で感じれる今の職場環境は勉強になっています。通勤時間は自転車で5分、職場の人はみんな心にゆとりがある。今後のキャリアとちっぽけなプライドさえ気にしなければストレスなしです。

ワーカホリックの日本人。なんで?

日本人は働きすぎ。これはもうずっと前から言われていることですよね。きっと、承認欲求と帰属意識が強すぎるんでしょうね。承認欲求といえば、最近テレビ番組で見たんですが、”日本のここがスゴイんです”的な番組。これも承認欲求の強い人にはうれしい番組でしょうね。私としては、すごいなあと思いながらもかなり気恥ずかしさも感じますが。あと、集団行動をしていないと落ち着かないんですよね。だから”会社”っていう集団に属していたい。アメリカなどは”個”の考えですが日本は村社会ですから”全体で何かをする”っていう考え方を良しとしています。

 他の国はどうか

OLをしていたとき、海外とのやりとりがあって、相手先が夏は2~4週間くらいのバカンス、冬は10日ほどのクリスマスホリデーの時に、担当が変わったり連絡がとれなくなったり、この件、前倒しでお願いね、ヨロシク!みたいなことをと言われたことがありました。スイス人の友達は、この間4週間のうちの2週間を使って日本に旅行に来たし、休暇が長いのが当たり前のようです。日本人はというと、新婚旅行さえも遠慮し、結婚式のすぐ後に行くことをためらい、会社のみんなにペコペコ頭を下げていくんですよね。悲しいなあ・・・有給休暇くらい、大きな顔して取れない会社の体制に問題アリですよね。しかも、休暇をとってリフレッシュすることで生産性も上がると思うのですが。

まとめ

結局、自分の道は自分で決めることしかできません。会社のせい、上司のせいにしても自分の生活は変わりません。おかしいな、と思うことはいっぱいありますが言ったところで変わるわけがないんです。自分がフリーになるか、転職するか、今の仕事を好きになるか。私の場合は取りあえず自分の居心地の良いところで収入を得つつ、フリーになって落ち着いたら海外へ出たいと思っています。甘いものではないと思いますが、もっと人生を自分で作っていきたいと思うからです。家の近くに林に囲まれた池があるんです。そこには亀がたくさんいるんですが、そこを通るたびに思うことがあります。”ここのカメって、この池以外の世界を知らないんだろうな。他にも住むところはあるけど、この池で一生を過ごすんだろうな。”

私たちはその気にさえなればいろんな世界に行くことができます。いろんな世界を知るのって楽しいと思いませんか?お金は生きていくうえで必要ですが自分が最後まで持っていられるものは経験だけです。